池田園

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池田園の歴史 HISTORY

Paragraph 1

池田園は父(先代 池田正男)が昭和28年に創業しました。
その頃の板橋区赤塚城址付近は農家が多く、今は団地が立ち並ぶ高島平ものどかな田園風景でした。
事務所は先々代の建てた藁葺屋根の自宅で、現在の赤塚城址公園と板橋区立美術館の間に建っていました。
それまで周囲と同様に農家を営んでいた先代が、「市場で決められるのではなく、自分で商品に値付けできる新しい商売をしたい」と考えて植木の販売を始めたのがはじまりです。

その頃から60年来のお付き合いのお客様もいます。
先代が、そのお客様に「あなたは本当に真面目だね」と言われた話は印象に濃く残っています。
「真面目にコツコツ」とやっていることが長い間お客様に信頼いただいて、お付き合いができる秘訣でしょうか。

代表 池田好男 イメージ

Paragraph 2

私は物心がつく頃から先代の手伝いをしていましたし、学校から帰ってきて、植木に水をやったりする環境で育ちました。
高校も造園専門の学校を選びましたし、自然と池田園を継ぐという意識になっていきました。

昭和38年に板橋区庁舎へ植木の賃貸を始めましたが、当時の板橋区には造園のできる会社があまり多くなかったので、積極的に公共の仕事を受注していこうと考え、昭和52年に有限会社池田園を設立しました。
私自身もそのタイミングで専務に就任し、実質上会社を任されていましたので池田園を背負っていこうという意識も一層強くなりました。

板橋区では公園・街路樹・学校・公共施設と、幅広い範囲の仕事を請け負ってきました。
受注件数もどんどん増えていき、それに伴い従業員も増やしましたし、技術力も蓄積していきましたので、会社としての基盤が固まり、しっかり一人前になってきた、と感じていました。
私は営業活動に奔走し、弟が現場で指揮をとるという役割分担で会社を盛り上げてきました。

その土地に住んでいる人々にとって当たり前のように存在している公共の場所を作ってきたことを誇りに思っています。

イメージ
板橋区立徳丸老人いこいの家 そめいよしの板橋区立徳丸老人いこいの家 そめいよしの昭和57年度 赤塚溜池公園増設工事平成元年度 水車公園
平成元年度 水車公園平成元年度 水車公園平成6年度 赤塚公園受賞作品

Paragraph 3

20年ほど前、私が社長に就任してからも時代とともに色々と変化はありますが、経験のあるベテランの職人が若手に技術を継承しながら、今は30代の若いメンバーを中心に動いています。

特に私どもの業種においては、技術が命です。
池田園において、長年培われた技術を継承していくのは「人」であって「会社」ではありません。

若いメンバーには、これからも技を磨いて、職人集団であってほしいと思っています。
ベテランも含め、個性的なメンバーが多いですが、個性と個性がよい形でぶつかり合い、結束力が高まった時に、より良いものが創れると信じています。

「真面目にコツコツ」という原点の姿勢を忘れなければ、会社組織としての連携もうまくいくはずです。

池田園 スタッフのみなさん

創業当時から今も変わらない「皆が一丸となって前へ進む結束力」を大事に
お客様と長くお付き合いしていける存在でありたいです。